投稿日:2019.10.31

世界文化遺産 百浦添御殿首里城の火災につきまして

この度の世界文化遺産、百浦添御殿首里城の火災につきまして、深く心を痛めております。また懸命な消火活動にも深い敬意を表します。
首里城は、平成4年に正殿が復元され、平成5年にNHK大河ドラマの琉球の風の舞台となりました。平成12年には「琉球王国グスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録され、沖縄サミットも開かれました。
今年には御内原エリアが復元されました。
沖縄県民の皆様には、首里城の見学などで親しまれてきたかと思います。その大切な、沖縄県民の皆様にとり精神の象徴ともいうべき首里城がこの様な火災となり、深く心を痛め、一日も早い復元が実現出来ることを祈っております。
尚家といたしまして、大切な沖縄県民の皆様に怪我人が出なかったこと、県民の皆様の住まいまで火が延焼しなかったことに安堵し、皆様方と共に、私も沖縄県の心の故郷の復興が早く適う様に全霊を込めて努力したく思っております。

尚家 23代当主 尚衞

【筆者】
尚 衞(しょう まもる)
尚本家第23代当主。
1950年生まれ。
玉川大学卒業後、アメリカアラバマ州、サンフォード大学(Samford University in Birmingham Alabama U.S.A)にてMBA取得。
一般社団法人 琉球歴史文化継承振興会代表理事として務める。

◆一般社団法人 琉球歴史文化継承振興会
https://ryukyu.or.jp