戦後の人々の心を癒した泡盛も -中部エリアの酒造所をご紹介-

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地方の酒造所を紹介するレポートですが、今回はうるま市、沖縄市、読谷村、北谷町といった中部の酒造所をご紹介します。このエリアにはおよそ5つの酒造所があります、それでは見てみましょう。

まずは、沖縄最古の蔵元『新里酒造』。琉球王朝時代の1846年に首里赤田で創業し、現存する泡盛酒造所としては最古の蔵元として伝統の泡盛造りを守り続けています。1988年には泡なし酵母(泡盛101号酵母)の分離に成功して実用化し、以来ほとんどの酒造所がこの泡なし酵母を使用することで生産量を飛躍的に伸ばしました。伝統の技と精神を受け継ぎつつも、品質向上や衛生管理、仕込みタンクの温度管理など最新設備を導入し、より質の高い酒造りを追求し続けています。すばらしいですね!

続いて、うるま市の『神村酒造』。1882年に那覇市繁多川で創業し、ラベルのない頃は「神村のお酒」として親しまれました。その後、「神村・守禮・スリースター」の銘柄で瓶や壺に詰められ、戦後の人々の心を癒す酒として愛飲されてきました。1958年よりオーク樽貯蔵泡盛の研究を始め、1968年にオーク樽熟成古酒「暖流」を販売し、新境地を開きました。石川高原の麓に酒造所を移転してからも、受け継がれた技と心を育みながら、夢と安らぎを与える泡盛造りを目指しています。

読谷村にある『有限会社比嘉酒造』は、太平洋戦争後の沖縄で物資不足の中、「沖縄県民に良質の泡盛を提供したい」という思いから創業。泡盛は男性が飲むというイメージが強かった時代に、女性にも美味しく飲んでもらうための試行錯誤を重ね、主力銘柄の「残波ホワイト」と「残波ブラック」を生み出しました。いろんな人に泡盛がもっと親しまれるようになったんですね!

他にも、琉球王朝時代の古都・首里にルーツを持つ酒造所『北谷長老酒造工場』や、琉球王国時代から愛され続けてきた泡盛古酒の、奥深い歴史と本物の味わいを販売・発信する、県内で一番新しい酒造所『協同組合琉球泡盛古酒の郷』など、歴史を感じる酒造所があります。

「琉球泡盛」(http://okinawa-awamori.or.jp/labels/)では泡盛ラベル検索があるので、気になった泡盛を是非チェックしてみてくださいね!

【情報提供】
もっと泡盛を知る、愉しむポータ「琉球泡盛」
http://www.okinawa-awamori.or.jp

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