宮城島への移住体験談

宮城島への移住体験談

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沖縄本島は東海岸、うるま市。
ガイドブックにも載っていて、地元の方にもビーチパーティーやドライブコースとして親しまれている海中道路。

さらにその先。車で行ける4離島には沖縄の原風景が残ります。

憧れの古民家に移住できたワケ

私事で恐縮ですが、筆者はうるま市の本島地区から車で行ける離島『宮城島』に二段階移住しました。

「しました」と書いたものの、車で行ける離島(いわゆる島嶼地域)は一見空き家に見えても仏壇は残っていて、お盆やお正月、一日十五日にはウートートーをするため戻ってくる。「空き家はあるけれど貸家はない」状態のおうちが多いのが実情です。

では、なぜ筆者が宮城島に移住できたか?
地元の方『島人』の人情。これに尽きます。
そのおかげで、仏壇の引っ越しも済んでいるおうちの内見をさせていただけることに。

究極のDIY?!古民家改修

内見できるおうちはセメン瓦の古民家。
聞くところによると4~5年住人が不在だったそうです。

4~5年住人が不在の古民家
これは…自分の手には負えない!

近年『日曜大工』もとい『DIY』が巷で話題ですが、筆者は面倒くさがりな上に手先が不器用です。

しかし一緒に内見をしてくれた元大工さんの島人いわく「上等にできる!」。
正直、多少の不安はありましたが頼れる人達なのでお言葉に甘えることに。

こうして正式にお借りできることになりました。

島人の人情深さと同時に感じたコト

改修の前に清掃から入り…

改修の前に清掃から
お隣の伊計島の方にもご協力をいただきました。
当然ながら筆者自身も掃除作業したところ…見事『ながらダイエット』に成功しました(笑)

そして始まった改修作業。

雨漏りする屋根の修繕、床板、キッチンの入れ替え、母屋の鍵、換気扇の取り付け、便器の交換など大工仕事はもとより、本来なら建具屋さんにお願いするものまで島人が改修してくれました!

【室内のビフォーアフター】
改修前室内

改修後室内

【室外のビフォーアフター】
改修前室外

改修後室外

 

海中道路ができるまでは離島。
だからこそ、自分たちで何でもやる、できる器用さを持ち合わせているのだろうと感じ、「わったー島」のことだから余計に放っておけないという温かさに触れました。

私ができる恩返しは、改修をしてくれた人たちからのリクエスト(沖縄民謡の歌詞をPC入力する等)に応えると、人口減少が続くこの島で、地域行事のお手伝いを続けることです。

改修した家で談笑

沖縄の原風景がたくさん残っている素敵な島。ぜひ足をお運びくださいね。

記者:藤澤 利紗
2016年11月~2019年10月:うるま市
地域おこし協力隊として活動。
任期終了後、島人が改修してくれた宮城島の
古民家へ移住。現在、就業しながら移動パー
ラー『うるま商店』の内装準備中。

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