豚コレラについて【元琉球王族、尚家が語る沖縄への想い】

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沖縄では、先週豚コレラの発生がありました。県内の6養豚場において、計9043頭(2020年1月18日時点)にのぼる豚が処分を受けた事に深い悲しみをおぼえます。

ワクチン接種の計画なども動き、琉球在来希少種「アグー豚」の隔離など、懸命な対処をしていただいていると聞き及んでおります。

沖縄では豚は1385年に琉球に渡ってきたと伝えられております。当時、首里王府から、牛馬の禁食のお触れが出されたため、豚を食べる習慣が広まり産業となりました。

豚コレラと聞くと恐ろしく感じるかもしれませんが、人間がかかる「コレラ」とは別の病気であり、人間には感染しませんし、感染した豚肉が市場に出回る事もありません。

また、仮に豚コレラにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はないと、専門家は言われております。行政関係者の皆様は24時間体制で対応に当たっておられ、皆様の努力に感謝を胸にし、また養豚関係者の皆様が一生懸命育てられた豚ですので、一日も早く事態が収束する事を祈念致しております。

筆者:尚 満喜(しょうまき)
1984年生まれ。
自由が丘 産能短期大学卒業
神職資格を取得し、現在は東海地方にて神職として神社に奉職しながら一般社団法人 琉球歴史文化継承振興会の副代表理事を務める。

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