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沖縄本島は東海岸、うるま市。
ガイドブックにも載っていて、地元の方にもビーチパーティーやドライブコースとして親しまれている海中道路。
さらにその先。車で行ける4離島には沖縄の原風景が残ります。
特に伊計島・宮城島には土地改良区が存在することもあり、この時期、多くのウージトラックが!

伊計島・宮城島に入るウージトラック

伊計島・宮城島に入るウージトラックたち

『ウージ』とは『サトウキビ』の沖縄方言

THE BOOMの『島唄』で周知のとおり、『ウージ』とはサトウキビのしまくとぅば。
今では『ハーベスタ』という収穫機材がありますが、手刈りされる方もまだまだいらっしゃいます。

サトウキビを手刈りする

ド素人中年の筆者は1本倒すのすら一苦労。

倒した後、トラックに積みやすくするため一塊にすることも、これまた難儀。

一塊になったサトウキビ

けれど、少し昔までは子供も労働力となり、家族で収穫することはもちろん隣近所のサトウキビ刈りを手伝うのが普通だったそうです。

トラックから落ちたサトウキビ

伊計島、宮城島から本島向けの片道1車線の道や海中道路には、トラックから落ちたサトウキビがよく道路に落ちています。
手刈りの苦労を思うと、その1本ももったいないと思ってしまいますが、それだけ大量のにキビが積まれているということ。

うるま市には本島で収穫されたウージが大集合

実は、うるま市ならではの“見物”があります。
それは、今では本島唯一となった『製糖工場』が存在すること。
つ・ま・り県内本島の各地で採れたウージがソコに運ばれてくるのです!

製糖工場へ入るトラック

たくさんのウージを運んでくるトラック

しかも、色んなタイプのトラックがたくさんのウージを運んでくる。
車マニア、トラックマニアにとってもたまらない光景(なハズ)。
沖縄といえば国道58号線が有名ですが、個人的には県道85号沖縄環状線は「シュガーロード」と呼称したい!

集まったウージはどうなるの?!

こちらの製糖工場は原料糖をつくられています。
工場周辺は黒糖づくりで体験したときと同じ、あま~い匂いが立ち込める。
ちなみに筆者は、毎年GW時期に行われる宮城島の島おこしイベント「たかはなり市」で一昨年、昨年で体験しました。
(注:たかはなり市の内容詳細は今のところ確定していませんが、わかり次第コチラにも記事を投稿したいと思います)
出来立てホヤホヤの黒糖は、お砂糖というより穀物に近い味覚です。

ウージに咲く花。その花言葉は・・・

ウージに咲く花

それは『平和』です。
ほんの少し昔まで、宮城島内でも(筆者が知る限り)3つもの製糖工場が存在していたそうです。
それが今では本島で1つの製糖工場しかない。
ということは、サトウキビ畑も減少傾向ということ。
畑が少なくなっても、平和を願う気持ちは世の中に溢れつづけていてほしいですね。

記者 藤澤 利紗
東京都江東区出身。沖縄好きが高じて2016年11月から2019年10月までうるま市地域おこし協力隊として活動。任期終了後、島人が改修してくれた宮城島の古民家へ2段階移住。現在は就業しながら移動パーラーの開業準備中。