投稿日:2018.01.29

那覇の中心、半世紀以上賑わうアーケード街

沖縄県内で最も観光客が集まる場所の一つ、国際通り。
ないちゃーをはじめ沖縄に近い東南アジアの方々が食と伝統工芸品を求めて朝から溢れています。

中でも沖縄に近い台湾からは昔から人気があり、更にクルーズ船で来日する中国人がその多くを占めます。

そんな雑踏の中、国際通りの中心に位置する市場本通りは、人気スポット「第一牧志公設市場」へと続くアーケード街となっています。

「第一牧志公設市場」へと続くアーケード街

中には、沖縄の魅力溢れるオリジナルグッズをはじめ、琉球ガラスを扱う工芸品店、地元民が通う冠婚葬祭用の商店など、雑多な雰囲気で人を呼び込みます。

「第一牧志公設市場」

5分ほど歩くと、若干広い広場が見え、大きな看板が現れ、横の入り口から入ることができます。

「第一牧志公設市場」

中には、近海で獲れた彩豊かな魚や大きな伊勢エビやセミエビ、シャコガイなどが並び、一部の店舗では購入した魚介類を2階の食堂で食べることができます。

また、この他には島らっきょうを使った漬け物なども試食を勧められ、多くの人が立ち止まる光景が目に入ります。

市場自体はそれほど大きくなく、50メートル四方ほどで全体を見て歩くのにちょうど良く、アグー豚を扱う精肉店や沖縄の調味料などを扱う商店などがお店を構え、店員の方が親切に声を掛けて賑わいます。

「第一牧志公設市場」
「第一牧志公設市場」

沖縄の魅力が詰まった商店街として半世紀以上の長い間、地元と観光客から愛されている「市場本通り」。

地元の古くからの魅力の再確認と新たな発見がある場所なので、地元民も観光客も是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

記者:大澤大地(那覇市)