デイゴ(梯姑)と言えば沖縄県の県花ですが、 2005年に石垣島でデイゴヒメコバチに食い荒らされているのが発見されて以来、被害はあっという間に沖縄全体に広がっていったそうです。
この光景を写真に収めた2006年は未だ加害が辛うじてここ西表島に及ぶ前だったようで、害どころか地元の人が「今年は特に綺麗に咲いている」と言うくらいの絢爛さでした。
ちなみに、最近では薬剤散布の他にデイゴヒメコバチの天敵であるデイゴカタビロコバチを使った防除の研究も行われているそうですが、後者も外来種であるのは同じで、そちらによる在来種への影響も併せて調査対象になっているとのこと。
