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OKINAWA41フォトコンテスト/シーズン7

誰もが童心に帰れる特等席

初めての宮古島でどうしても伊良部大橋が渡りたくなったのですが、レンタカーがなかったため途方に暮れていました。レンタサイクルいくことも考えましたが、その週末は風が強いのでお勧めしないと言われ調べに調べ、バスでも渡れることが分かりました。往路は前の方は先客で埋まっていたため、後部座席へ座りました。いよいよ橋に差し掛かり、窓から覗いたり反対側の窓を見てみたり、感動の一時を味わっていたところ目に飛び込んできたのが左最前列に座られている方が動画で撮影している姿です。
私の住む地域ではコロナ禍以降、最前列は左右共に封印されているため、そこが橋を思う存分楽しめる特等席になるとは思い付きませんでした。
帰りは必ずあの席にと心に決めたものの、間違いなく座るには出発地点から乗る必要があると予想し、伊良部島で行ってみたかった伊良部国仲にあるなかゆくい商店から下地島空港まで徒歩で向かいました。google mapでは30分もかからないと出ていましたが、人気のない道路を実際歩いてみると、1時間以上無心でひたすら前に進み続けたといった感じでした。
無事空港に到着し、バスの時間まで一時間ほど空港で過ごしてから何とか念願の最前列に座ることができました。
橋にたどり着くまでそわそわしつつも、子供の頃に感じたあの何とも言えないわくわく感を思い出し、橋を渡っている間は満面の笑みで橋と海のコントラストを見つめることができました。
おそらあの席は誰もが幸せになれる席なのではないでしょうか。
クリスマスだったからか、あいにくなかゆくい商店さんはお休みだったため、次回宮古島へ行くときも間違いなく伊良部大橋を渡ります。
その際はまたあの特等席に座れることを楽しみにしています。

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