投稿日:2022.03.03

黒島結菜さん 高原直泰さん HYさん沖縄黒糖アンバサダーに就任!沖縄黒糖ディナーショー開催!

2022年1月、OKINAWA41にもゆかりのあるプロサッカー選手の高原直泰さん、アーティストのHYさんが、沖縄黒糖のアンバサダーに就任。今後、沖縄黒糖の新たな調理方法の提供、限定での食の提供やショップの展開など沖縄黒糖の魅力の発信をされていくそうです。
今回は、沖縄黒糖の魅力を発信する第一回目イベント「沖縄黒糖ディナーショー」を取材しました。

黒糖アンバサダープレスリリース

高原直泰さんへの取材記事:
食材探訪vol.9-沖縄SVが目指す地域創生のプロジェクト

平成30年度のフォトコンテストで審査員を務めていただいたHYさん

 

8つの離島で作られている「沖縄黒糖」

黒糖といえば、サトウキビの絞り汁を煮詰めて作る黒褐色の砂糖ですが、沖縄の畑の約70%がサトウキビ畑。黒糖は沖縄の名産品のひとつなのです。
沖縄では、8つの離島で作られている「沖縄黒糖」。
一口に黒糖と言っても、それぞれ色も風味も食感も少しずつ違うんです。

8つの沖縄黒糖紹介動画はこちら▼

8つの沖縄黒糖に合うお料理を八芳園 菅野譲治シェフが開発

菅野シェフのコメント

最初に8島離島の沖縄黒糖を使った和食という題材を聞いたときは、どのようなメニューにすればよいか?という考えが頭をよぎりました。早速調べてみると、沖縄の方言で「ウージ」と呼ばれるサトウキビから8島が黒糖を 製造・出荷しているということを知りました。原料は同じなのに島の大きさや土壌・作っている環境等により、甘さだけでなく塩 気やえぐ味といった味に違いがあるということがわかり、大変興味深く感じました。

実際に黒糖を実際に食べ比べをしたり、島の立地や歴史、特産品や郷土料理など を調べていく過程で、この黒糖にはこの素材や調理法が合うだろう、というイメージが湧いてきました。

また、黒糖は上白糖に比べ、カルシウムや鉄などのミネラルやビタミンを豊富に含む健康食品でもあります。

今回は、そんな8島の沖縄黒糖を使用し、各島の伝統料理も参考にしながら8品のメニューを作りました。

8品のお料理がこちら▼

 

【前菜】 西表島産黒糖 マングローブクラブと沖縄もずく

西表島産の黒糖は、 深いコクと強い甘味があり、塩気や苦みなどのクセは少ないのが特徴 だそうです。黒糖は「沖縄もずく」に使われています。「沖縄もずく」の和え物には、ふつう黒酢とハチミツを使いますが、今回はハチミツをコクのある西表島産黒糖に置き換えて仕上げられています。

【お椀】 伊平屋島 アーサー仕立て 芋くずアンダギーに玉蜀黍(とうもろこし)】

伊平屋産の黒糖は、 甘さのあとにくるほど良いビター感と塩気がクセになる大人向けの味わい 。 紅芋のデンプンとトウモロコシから作った「アンダギー」(揚げ物)を中心に、あおさの汁物「アーサー汁」に。

【造里】 与那国島 カジキマグロと沖縄近海魚 黒糖仕立ての柚子味噌

沖縄最西端の島である与那国島産の黒糖は、 甘さが控えめ 。甘みのある白味噌と黒糖を合わせた「黒糖酢味噌」に仕上がりました。

【強肴】 粟国島 アグー豚のローストと春野菜 辛みそ 黒糖だれを添えて

粟国島産の黒糖は、 えぐみや苦みは少なく、塩気とあっさりした甘味のバランスが良い そうです。今回は、沖縄が由来といわれる「アグー豚」のローストにつける、辛味噌と沖縄黒糖を和えたタレに使われました。

【替鉢】 波照間島 アーラーミーバイと昆布の薬膳小鍋仕立て

最南端の波照間島産の黒糖は、 深いコクが特徴 。煮物にぴったりだそうです。 「アーラーミーバイ」という沖縄の大型のハタを、ナツメや松の実、クコの実を使って薬膳鍋に。

【食事】 多良間島 じゅーしー 白身魚のマース汁 昆布イリチー 紅ショウガ

多良間島産の黒糖は、潮風の影響を受けにくい環境で作られるからか、 強い甘み が特徴。「じゅーしー」(沖縄の豚をつかった混ぜご飯)を沖縄黒糖を使ったソースでいただく甘辛ご飯に。

【水菓子】 小浜島 黒糖ラテゼリー きな粉クリーム

小浜島の黒糖は、 甘すぎず苦すぎず、ちょうどよい甘さのさっぱりした黒糖 。今回は、小浜島産黒糖のラテゼリーに変身しました。

【甘味】 伊江島 黒糖ティラミス

伊江島産の黒糖は、 甘さが控えめで塩気のある味 。 チョコレートと合わせることで塩気がある黒糖が引き立ち、とてもおいしいティラミスに。仕上げに黒糖と黄な粉を振って和風に仕上がった新しいタイプのティラミスです。

「沖縄黒糖ディナーショー」レシピをご家庭でも(ダウンロードレシピあり)

いかがでしたでしょうか?
今回のディナーショーのメニューは、レシピも公開していますので、食べてみたい!という方は、是非試してみてくださいね。

レシピはこちら