投稿日:2025.11.19

【2025年度版】沖縄本島から行ける絶景離島5選!日帰りでも楽しめる秘境の楽園

沖縄旅行をもっと特別にしたい時には、離島巡りがおすすめです!沖縄本島から日帰りでも行ける離島には、本島では味わえない絶景ビーチや貴重な体験が待っています。今回ご紹介する5つの離島は、どれも那覇空港から車と船で気軽にアクセス可能。世界が認める美しさの‶ケラマブルー″、インスタ映え抜群の‶クロワッサン型の島″、琉球王朝の歴史が残る‶神秘的な島″まで、それぞれ違った魅力があります。「離島って行くのが大変そう…」「どの島を選べばいいか分からない」そんな不安も大丈夫!各島へのアクセス方法から、特徴やベストシーズンまで解説します。沖縄本島だけでは物足りない方、人とは違う沖縄体験をしたい方必見!この記事を読めば、あなたにぴったりの離島が見つかりますよ。さあ、沖縄離島の魅力を一緒に発見していきましょう。

渡嘉敷島(とかしきじま)|ケラマブルーに包まれる慶良間諸島の宝石 

慶良間諸島(けらましょとう)最大の島で、世界有数の透明度を誇る「ケラマブルー」の海に囲まれています。阿波連(あわれん)ビーチは白い砂浜と青い海のコントラストが美しく、シュノーケリングやダイビングの聖地として知られています。ウミガメとの遭遇率も高く、冬季(1〜3月)にはザトウクジラのホエールウォッチングも楽しめます。島内には展望台が複数あり、特に西展望台からの夕日は絶景です。民宿やペンションも充実しており、宿泊してゆっくり島時間を満喫することも可能。島内はアップダウンがあり、2つのビーチを行き来するならばレンタカーやレンタルバイクでの移動がおススメ。
マリンアクティビティが豊富で、初心者から上級者まで楽しめる沖縄屈指のリゾートアイランドです。

渡嘉敷 阿波連ビーチ ©沖縄観光コンベンションビューロー
渡嘉敷島 渡嘉志久ビーチ ©沖縄観光コンベンションビューロー
座間味島 古座間味ビーチ  ©OPG
座間味島 古座間味ビーチ ©沖縄観光コンベンションビューロー
座間味島 古座間味ビーチ ©沖縄観光コンベンションビューロー

【アクセス】
那覇・泊港から高速船で35分、フェリーで70分
車でのアクセス: 那覇空港から泊港まで車で約20分
フェリーのWEB予約はこちらから→渡嘉敷フェリーポータルサイト Ver3.3.0

伊江島(いえじま)|城山(タッチュー)がシンボルの花と絶景の島

島のシンボル「城山(タッチュー)」がそびえ立つ平坦な島で、頂上からは360度の絶景パノラマが楽しめます。4〜5月のテッポウユリが咲き誇る「伊江島ゆり祭り」は島最大のイベントで、100万輪のゆりが島を白く染めます。湧出(わじぃ)展望(てんぼう)台(だい)からは晴れていたら遠くに伊平屋(いへや)島・伊是名(いぜな)島を確認することができ、GIビーチでは美しい夕日が望めます。島内は自転車やレンタカーで気軽に周ることができ、サトウキビ畑の中をのんびりドライブするのも魅力。大きな入口に圧倒されそうなニャティヤ洞は、伊江島の人々の聖域・拝所と言われています。天然の洞窟で子宝祈願の縁起の良いパワースポットとして知られていて、洞窟の中にある力石(ビジル石)を女性が持ち上げると子宝を授かると伝えられています。伊江島小麦を使った「伊江島小麦ちんすこう」やラム酒も人気のお土産です。
戦争の歴史も残る平和学習の場としても重要な島です。

ニャティヤ洞 ©OPG
伊江島 ©OPG
伊江島ゆり祭り ©沖縄観光コンベンションビューロー

【アクセス】
本部港(もとぶこう)から船で30分
車でのアクセス: 那覇空港から本部港まで車で約90分
伊江島までのフェリーの情報はこちらから→船舶運航時刻・運賃表 | 伊江村公式ホームページ

伊是名島(いぜなじま)|琉球王朝発祥の地で歴史とビーチを満喫

琉球王朝第二尚氏王統の祖・尚円王の生誕地として歴史的に重要な島です。
島内には尚円王御庭公園や玉陵など王朝ゆかりの史跡が点在し、琉球の歴史を肌で感じることができます。
伊是名ビーチは県内屈指の美しさを誇り、白い砂浜と透明度の高い海が魅力。島の北部にある伊是名山(標高120m)からは島全体と周辺の海を見渡せる絶景が広がります。伝統的な赤瓦屋根の古民家が残る集落では、昔ながらの沖縄の風景に出会えます。島特産の伊是名米や黒糖、泡盛なども味わえ、ゆったりとした島時間の中で沖縄の歴史と文化を深く体験できる貴重な島です。1日2便のフェリーとなるので、時間や日数に余裕のある人は、1泊の宿泊を検討するのが良いかも!※日帰りの場合往きの運天港発が10:30、帰りの伊是名発が13:30となります。(2025年11月10日現在)

伊是名島 ©OPG
伊是名ビーチ ©OPG
伊是名城跡 ©OPG

【アクセス】
運天港から船で55分 
車でのアクセス: 那覇空港から運天港まで車で約100分
伊是名島までのフェリーの詳しい情報はこちら→島へのアクセス | 伊是名村ホームページ
伊是名島の観光MAPはこちら→メール用20221027伊是名ガイドマップ20221018_ol_QR追加_裏面

水納島(みんなじま)|クロワッサン型の小さな楽園でマリンスポーツ三昧 

上空から見るとクロワッサンのような三日月形をした小さな島で、「クロワッサンアイランド」の愛称で親しまれています。周囲約4kmの小さな島ながら、透明度抜群のエメラルドグリーンの海に囲まれ、沖縄本島から最も近い離島リゾートとして人気です。水納ビーチでは色とりどりの熱帯魚と泳げるシュノーケリングや、バナナボート、パラセーリングなどのマリンアクティビティが充実。島内は徒歩で一周できるほどコンパクトで、のんびり散策するだけでも楽しめます。日帰り観光客が多いため、静かな時間を過ごしたい方は早朝や夕方がおすすめ。本部港から15分という抜群のアクセスの良さも魅力の一つです。

水納島 ©OPG
水納ビーチ ©OPG 

【アクセス】
渡久地港から船で15分
車でのアクセス: 那覇空港から渡久地港まで車で約90分
フェリーの公式HPはこちら→水納島行きフェリー時刻表 最新 水納海運公式ホームページ

津堅島(つけんじま)|人参の島で味わう静寂とプライベートビーチ

沖縄本島中部の勝連半島沖に浮かぶ、人参の特産地として有名な静かな農業の島です。島で採れる「津堅人参」は糖度が高く、本土にも出荷される高品質ブランドとして知られています。トゥマイ浜は白い砂浜が美しく、観光客が少ないためプライベートビーチのような贅沢な時間を過ごせます。島内にはサトウキビ畑と人参畑が広がり、のどかな農村風景が魅力。見た目がキュートなニンジン展望台からは金武湾や本島の景色を一望でき、特に夕日の美しさは格別です。宿泊などで訪れた際に、民宿では島の食材を使った家庭的な料理が味わえるのも魅力。都市部では体験できない離島ならではの素朴な暮らしに触れることができる、隠れた名島です。

ニンジン ©OPG
ニンジン展望台 ©OPG
津堅丼 ©OPG

【アクセス】
平敷屋港から高速船で30分
フェリーで30分
車でのアクセス: 那覇空港から平敷屋港まで車で約60分
船会社の公式HPはこちら→本島と津堅島を繋ぐ / 有限会社 神谷観光 | Kamiya Kanko Co., Ltd.

離島巡りのベストシーズンと持ち物チェックリスト

ベストシーズンは4月〜10月。特に5月〜6月と9月〜10月は気候が安定し、観光客も比較的少なく快適に過ごせます。夏休み期間(7月〜9月)は海のコンディションが最高ですが、台風シーズンでもあるため事前の天気チェックが重要です。必須の持ち物は、日焼け止め(SPF50+推奨)、帽子、サングラス、ラッシュガード、マリンシューズです。離島では購入できる場所が限られるため、船に乗る前に本島で準備しましょう。シュノーケリング用品をレンタルする場合は事前予約がおすすめ。防水バッグがあると貴重品管理に便利です。その他、タオル、着替え、常備薬、モバイルバッテリーも忘れずに。船酔いが心配な方は酔い止め薬を30分前に服用しておくと安心です。

まとめ|沖縄離島で特別な思い出を作ろう

沖縄本島から日帰りで行ける5つの離島は、それぞれ異なる魅力を持つ絶景スポットです。ケラマブルーの渡嘉敷島(とかしきじま)、ゆり祭りで有名な伊江島(いえじま)、琉球王朝の歴史が残る伊是名島(いぜなじま)、マリンスポーツ天国の水納島(みんなじま)、静寂のプライベートビーチが楽しめる津堅島(つけんじま)。どの島を選んでも、本島では体験できない特別な時間が過ごせます。アクセス方法やベストシーズンを事前にチェックして、あなたの旅行スタイルに合った島を選びましょう。シュノーケリング初心者でも安心して楽しめるビーチから、歴史好きにおすすめの史跡巡りまで、多彩な楽しみ方があります。沖縄旅行をワンランクアップさせる離島体験で、一生の思い出を作ってください。次回の沖縄旅行では、ぜひ離島の魅力を発見してみてくださいね。