☆億首川(おくくびがわ)プロムナードで充実した自然体験学習を!☆
沖縄本島北部で本島のほぼ中心に位置する金武町には、二級河川に指定された億首川があり、農道を挟んで両岸に水田地帯が広がり、良好な田園風景を形成しています。
 億首川流域のマングローブ林は、生物の多様性が高く評価され、環境省の「日本の重要湿地」にも選定されています。

 「億首川のカヌー体験」(シーズンⅠ 風景 部門より)
 https://www.okinawa41.go.jp/contest/landscape/4250/
また、県内でも有数の渡り鳥の飛来地として知られ、マングローブ林やバードウォッチング等の自然体験学習を行う修学旅行等のツアー客が多く訪れます。

 「ずっと大切にしたい金武町のマングローブ」(シーズンⅠ 風景)
 https://www.okinawa41.go.jp/contest/landscape/4447/
そこで金武町では、億首川を活用したマングローブカヌー体験や、マングローブ観察等の充実した自然体験学習ができるように、億首川の左右岸にボードウォーク(遊歩道)や両岸をつなぐ橋梁を整備しました。ぜひ皆さまも訪れてみてはいかがでしょうか?

【展望デッキ】

 億首川プロムナード全体を概観でき、マングローブ林や渡り鳥についての説明をするための場所として利用されています。
 修学旅行等のクラス単位(40人)を一度に収容できます。
【マングローブ観察路】

 延長:93m
 マングローブ群落が成立し、かつては中州であった場所に過去の流路跡があり、空間がひらけていて、昔の億首川の姿などを学習するのに最適な場所です。
【アナジャコデッキ】

 延長:55m
 底生生物が多く、特にオキナワアナジャコの大きな塚(巣)や、ヤエヤマシジミが観測できる場所です。
  
【マングローブの森小径】

 延長:100m
 5m以上のオヒルギの成木の群落が成立し森状の空間が体験でき、オヒルギを観察するのに最適です。
  
【せせらぎ小径】

 延長:51m
 満潮から干潮へ移る際に小さなせせらぎが出現します。せせらぎ沿いには、メヒルギ群落とオヒルギ群落への移り変わりや、底生生物のミナミトビハゼやカニ類が多く観測できます。
  
【樹冠観察デッキ】

 延長:45m
 樹高2m程度のメヒルギの群落が成立し、樹幹を観察するのに最適な場所です。
  
【シオマネキデッキ】

 延長:30m
 干潮時にまとまった干潟が出現し、多くの底生生物が姿を現します。
 特に、シオマネキ類が多く観察できます。
  
(関連リンク)金武町公式観光情報
 https://www.visitkintown.jp/spot/okukubiriver
【問い合わせ】
 金武町役場商工観光課
 住所:金武町字金武1番地
 TEL:098-968-3236
 FAX:098-968-6270