投稿日:2019.12.23

リピート間違いなし!『寿』の沖縄そばは何度でも食べたい味

粟国島のフェリー乗り場から向かって島の西側に見える黄色い屋根の建物、ダイビングシーズンにはリピーターさんで賑わう老舗の民宿です。

こちらではお昼の時間帯のみ、特製の沖縄そばを食べることができます。
メニューは沖縄そばの大小のみ。地元の方、お仕事で島に来られた方、観光の方とお客さんは様々。畳とテーブル席が合わせて3席あり、昼時にはお客さんが入れ替わり立ち代わりおそばを食べに来られていました。

『寿』のの店内

スープ、麺、具材のバランスが絶妙の沖縄そば

そばのスープは豚骨、鳥ガラ、かつおだしを使用してあっさりとしていながらコクのある飽きのこない味になっています。麺は那覇にある粟国島出身の方が営む製麺所のものだそうで、もちもちとした食感と抜群の茹で具合でつるりと1杯食べられてしまいます。
自家製の三枚肉の味つけもスープとの相性がよく、固すぎず柔らかすぎず麺と一緒に食べると口の中で旨みが広がります。

『寿』の沖縄そば

お好みで自家製のコーレーグースを。那覇では泡盛に島とうがらしを漬けたものが一般的ですが、粟国島ではお酢をベースにしたものが主流だそう。少量入れるだけでも味が変化するのでスープの味を2度楽しむことができます!

自家製のコーレーグース

はじめはご趣味でそばを作られていたそうで、民宿のお客さまへの提供のみだったとのこと。一度食べるとリピートしたくなること間違いなしの正統派沖縄そばです。
フェリー乗り場から歩いて行けるので、島にお越しの際はぜひ訪れてみてくださいね♪

民宿 寿
沖縄県島尻郡粟国村字浜407
11:30~13:00(売切れ次第終了)
不定休
098-988-2407(お電話にてご予約も承ります)

記者:金村千沙(かなむらちさ)
北海道出身。フリーペーパーの編集者を経て、NPO法人に勤務。子どもの自然体験、環境教育、自然ガイド、地域づくりの仕事に携わる。2019年5月より沖縄県粟国村地域おこし協力隊として観光振興を軸に活動中。趣味は粘菌探しと粟国島のウーグの浜でぷかぷかと浮かびながら夕焼け空を眺めること。

粟国島地域おこし協力隊ブログ
https://a-chiiki3.wixsite.com/aguni-kyouryokutai