投稿日:2020.01.06

尚本家令和二年 年頭所感【元琉球王族、尚家が語る沖縄への想い】

皆様にとりまして初春を迎えられ、心からお慶びを申し上げます。

昨年は全国各地で大きな自然災害が相次ぎました。被災者の皆様が一日でも早く心安らぐ生活を取り戻せるよう祈念申し上げます。

沖縄県にとりましても、昨年は県民の皆様の御心に哀しい出来事が起こりました。新たな年を迎え、皆様方の御力を基に復興に力強く進んでいくことを願っております。


写真は泡瀬ビジュル

歴史は大変重いものであり、沖縄県を取り巻く環境や事象は様々ございますが、長い歴史の中沖縄県に代々住まわれてる方々や、沖縄県に移住なされた方々、また沖縄県の為に御力添え頂いている方々、皆様方の御協力を頂きまして、歴史の重みを大切に、その違いを愛し、沖縄県の発展と融和に御尽力頂けましたら、尚家としても幸いにございます。

本年が皆様一人ひとりにとりまして、実り多き、素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

筆者:尚 満喜(しょうまき)
1984年生まれ。
自由が丘 産能短期大学卒業
神職資格を取得し、現在は東海地方にて神職として神社に奉職しながら一般社団法人 琉球歴史文化継承振興会の副代表理事を務める。