琉球王国時代へタイムスリップ〜識名園~【琉大・女子大生による世界遺産9つを巡るツアー②】

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皆さま、はいた〜い!OKINAWA41レポーターの城間愛です。

沖縄県にございます9つの世界遺産の内のひとつ、「識名園」についてご紹介致します!

「識名園」と琉球大学生

「識名園」とは中国の様式と沖縄独自の建築様式が融合した庭園で、当時は迎賓館として中国皇帝からの使者である冊封使をもてなす際に利用されていました。
2000年(平成12年)12月2日にはユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録され、多くの観光客が訪れるスポットとなっております。

実は現在の姿は復元されたもので、沖縄戦でほとんど焼失してしまったものを約8億円かけて復元されたそうです。
8億円の庭園なんて、とても贅沢ですね!

そんな識名園は、「廻遊式庭園(かいゆうしきていえん)」という形式のもと、池の周りを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的として造園されました。
春は梅、夏は藤、秋はききょうと四季を感じられるような工夫や、中国の様式と沖縄の様式のどちらも味わうことの出来る工夫がされていたそうです。

「廻遊式庭園(かいゆうしきていえん)」という形式の識名園

例えばこちらの写真の橋、琉球石灰岩で出来たものと、

琉球石灰岩の橋

中国様式の石で出来たものですが違いがわかりますか?

中国様式の石で出来た石

同じ場所でそれぞれ違う様式を楽しむことが出来るのが見所です!

そして識名園の庭園からさらに上の方へ登っていくと眺めのいい場所がございます。
そこには街の景色が広がっているのですが、当時は畑がどこまでも広がっていたそうで、なんと海が一切見えません。

識名園の眺めのいい場所

沖縄といえば海!というほど美しい海をなぜ見えない場所に識名園を造ったのでしょうか?
そこにはきちんと理由があり、沖縄は島国だけどこんなに大きいんだぞ!ということを示し、海から敵が攻撃してきにくい場所だという意味があるのだそうです。
確かにどこからでも海が見えそうな島国で海が見えないと意外と広いんだと感じますね。笑

沖縄県にある9つの世界遺産の内、なんと那覇市に4つも集中しています!!
那覇市内だと空港からも近いので、旅行最終日でも4つ全部行くことが出来ますよ♪
常夏の沖縄で四季を感じることの出来る雄大な庭園「識名園」にぜひ足をお運びください!

『識名園』
◆那覇市字真地421ー7
◆個人▶︎大人:400円、小人:200円
 団体▶︎大人:320円、小人:160円
◆4月~9月▶︎9:00~18:00(入場締切17:30)
 10月~3月▶︎9:00~17:30(入場締切17:00)
※毎週水曜休園
https://www.city.naha.okinawa.jp/kankou/bunkazai/shikinaen.html


世界遺産巡り

レポーター: 城間 愛(しろま あい)
沖縄県那覇市出身、1998年生まれ、琉球大学観光産業科学部観光科学科在学中。
【主な活動歴】2019年 那覇市の観光親善大使「2019那覇観光キャンペーンレディ」として活動中。

譜久山 麗奈 (ふくやま れいな)
沖縄県沖縄市出身 1994年生まれ。
2014年琉球大学観光産業科学部観光科学科に入学。2015年よりフィリピン•カナダに2年滞在しホテル•飲食関連のホスピタリティマネジメント学を修学。2018年、住友商事TOMODACHIリーダーシッププログラムに参加。同年、アメリカ•ネバダ大学リノ校にて文化人類学、現代ダイバーシティ論を修学し、以降、観光業と社会問題の相利性を追究している。2019年、米日カウンシルTOMODACHIイニシアチブのアラムナイ、琉球大学グローバルコモンズコンシェルジュとして活動中。

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