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今だから訪れたい首里城〜焼失から一年を経て〜

ハイターイ!琉球大学、学生レポーターのいとうはるかです。

先日10月31日は、首里城の火災から一年が経った日でした。一年前そのニュースを見た時のことをはっきり覚えています。そして先日、地元の友人が今度沖縄を訪れるということで、首里城は今どうなっているのか?入れるのか?と聞かれましたが、実際私はあの出来事があってから一度も首里城を訪れていなかったため、現状を知らず……。2020年6月から一般公開されていたようです。今だからこそ行くべきだと思い足を運びました。首里城の現在について、レポートします。


11月7日に訪れた首里城は残念ながら雨ですが、この時はたくさんの修学旅行生が来ていました。


一年前全焼してしまったのは正殿。正殿のあった有料エリアへ入るまでは以前の首里城と同じで、人もにぎわっており全然実感が湧きませんでした。


首里城のメインエリアに入るには入場料がかかります。当初より半額と安くなっており、大人一名400円で入ることができます。


中に入るとこのような感じになっていて順路に沿って進みます。首里城は2019年2月1日に新エリアが開園したばかりでした。私はその時、開園記念イベントで首里城を訪れており、新しいエリアとして出来上がった世誇殿(よほこりでん)や景色が望める東(あがり)のアザナなどを見ていたので、今回変わってしまった姿を目の当たりにして言葉にならない衝撃を受けました。首里城は沖縄の誇りで、特に首里の人たちにとって大きな存在です。完成した数か月後の火災だったので、やりきれない思いだったと思います。


首里城赤瓦漆喰はがしボランティアというものをやっていました


入って右側には残存物が飾られている資料館も。これは獅子瓦(ししがわら)と言って正殿の屋根の上にあったもので、壊れてしまったけれど顔の形がみてとれる状態で保存されています。


これは東のアザナから見える景色。首里城一帯と、那覇の景色を一望できるとても景色のいいエリア。天気が良ければ久高島まで見えます。こちらは2019年2月に公開されたエリアですが、昔は時刻を城内に知らせる役割を担っていたといいます。


柵があって工事中といった印象が大きかったけれど、今だからこそ行く価値があると思いました。正殿はなくなってしまったけれど、訪れてみてやっぱり首里城の雰囲気が好きだな~と思いました。それはきっと今でもこうして訪れている人がいることや、復興のために働いている人たちを見て、皆が首里城を誇りに思っていることが伝わったからだと思います。いま首里城の復興のための寄付は国内外から集まってなんと50億円を突破したそうです。これだけたくさんの人に愛されている首里城だから、またいつか正殿の姿をみることができるだろうと思いました。ゆっくり、時間をかけて復興していってほしいです。そして何か自分にできることがあればしていきたいと思いました。首里城では募金を行っているとともに、企業がチャリティーTシャツを作るなど復興への活動を行っています。首里城に足を運ぶことも私たちができることのひとつです。

首里城周辺には他にも、おさんぽにぴったりの金城町石畳道やおいしい飲食店がいくつもあるので1日かけてゆっくり首里を満喫するのもおすすめです♪応援の気持ちも込めて、散策してみるのもいいですね。

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首里城公式HP
http://oki-park.jp/shurijo/

<開園時間>
無料区域 8:30~18:00
有料区域 9:00~17:30
(入場券販売締切17:00)

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レポーター:伊藤遥(いとう はるか)
静岡県浜松市出身、大学進学と同時に沖縄移住
1997年生まれ
琉球大学 観光産業科学部 
観光科学科 観光政策ゼミ
【主な活動暦】
2018年
▷ニューヨークに留学(10~12月)
2019年~2020年
▷ カナダでワーキングホリデー。
山岳リゾートであるバンフ国立公園で働きながら休みの日は趣味のハイキングをして過ごす。