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尚家文書と琉球王国時代の
文書収納箱寄贈について
「特別寄稿⑦
尚本家23代当主 尚衞

2018年8月、私は尚家にて保管されていた尚家文書と琉球王国時代の文書収納箱を那覇市に寄贈させて頂きました。これは琉球王国時代(1879年以前)の文書と沖縄戦前後の東京尚家の日記などの資料になります。過去に第22代当主の父により寄贈させて頂いた資料とは別の初確認の資料であり、琉球王国時代の文書収納箱も同時に発見されました。

 

 

父による寄贈資料は、1166点が国宝指定を受けております。
害虫処理や目録整理などをさせて頂きまして、文書資料137点、辞令書57点、証書41点、その他18点、琉球王国時代の資料が38点ございました。1995年に寄贈済みの史料を補完するものも存在します。
城間市長から感謝状を受け取りましたが、私は「尚家で保管するよりも研究を重ねて沖縄の歴史を広げて欲しい。」
と思い父の意を汲み寄贈に至った次第であります。史料は順次、那覇市歴史博物館にて公開されております。時代が移りゆく中、琉球王国が滅亡した事、沖縄戦があった事などを若い世代の方々にも認識され、語り継いで頂きたく思います。私も努力を惜しまず、後世に伝えていきたいと思っております。

 

 

那覇市歴史博物館

所在地:沖縄県那覇市久茂地1丁目1番1号 パレットくもじ4階
電話: 098-869-5266

【筆者】
尚 衞(しょう まもる)
尚本家第23代当主。
1950年生まれ。
玉川大学卒業後、アメリカアラバマ州、サンフォード大学(Samford University in Birmingham Alabama U.S.A)にてMBA取得。
一般社団法人 琉球歴史文化継承振興会代表理事として務める。

◆一般社団法人 琉球歴史文化継承振興会
https://ryukyu.or.jp