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わたしの沖縄【旧盆・番外編】~沖縄のお香・平御香について~

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皆さんこんにちは、上原かおりです。
前回お話ししました「私の旧盆」の過ごしたことを書かせていただきました。
「沖縄のことをたくさん知ってもらいたい!」ということで番外編です。

テーマは沖縄のお香「平御香」についてです。

これが、私たちが使用するお香です、名前は「平御香(ひらおこう)」と言います。
本土で使われているお香と異なり、名の通り平たいのが特徴です。


沖縄のお香は平たく、1平(1本ではなく1平と言います)に付き縦に線が6本入っています。
このお香を2平と半分(写真右)に火をつけて、仏壇へお供えします。

本土のお香は、香りの良い木をはじめとする植物を加工して
お香として作られていると思いますが、
平御香の原料は「小麦粉」で、より詳しく言うとデンプン、炭などを混合して平御香が作られています。
小麦粉のデンプン・・・取り除くのが大変そうですよね
実は平御香は、沖縄でおなじみの食材を作る際に出る副産物(小麦デンプン)を使って製造されているのです。

それはこちら

沖縄でおなじみの料理「フーチャンプルー」で使う車麩です。
車麩をはじめとするお麩の主成分は小麦たんぱくです。

少し実験をしました

写真は小麦粉と水を混ぜて粘土状にした様子です。
これを水の中で、手で揉みほぐしてしていきます。

揉みほぐしていくと、水が白っぽくにごり、手に薄い黄色の物体が残ります。

左が水に溶けたデンプン→蒸発させて平御香になる原料
右は黄色い物体→焼くとお麩になる原料
となるわけです。
この事実を知ったときは、すごく感動しました、先人の知恵が現代にきちんと伝わっている、伝承されていることがすごく素晴らしいことだと思います。
(昔は、小麦粉以外に芋のデンプンでも平御香は製造されていたそうです。

沖縄の行事に欠かせない「平御香」、沖縄県内スーパーなどで販売されています。
是非沖縄に来た際は、車麩と合わせて、お手にとってご覧なってみてはいかがでしょうか?

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